令和5年5月13日、14日 明治神宮&日枝神社、奉唱参拝が叶いました!

5月13日、寺子屋きのねっこの子供たちの一大イベント!待ちに待った明治神宮と日枝神社の奉唱参拝の日がきました。これまで毎日、教育勅語と五箇条の御誓文を暗唱してきた子供たち。朝5時30分に出発!飛行機に乗る事が楽しみで早起きしました。羽田空港へ着くと現地スタッフが運転するマイクロバスで「皇室御用達家具の製作」で有名な秋山木工へ。「ザ・ノンフィクション」というTVで見た厳しい社長にお会いするのが怖い反面、楽しみでもありました。秋山社長はニコニコ笑顔で迎えてくれ、次に丁稚の方が来て自己紹介。次に秋山木工の「職人の心得30箇条」を暗唱されました。15歳の入ったばかりの丁稚の方が暗唱を始めると、途中社長から「待った」の声が。社長は子供たちに対して「子供たち、このお兄さんが何を言っているか分かるか?」と聞くと子供たちは黙っていました。「黙っていては分からない。分からない事は恥ずかしい事でもなんでもないんだよ」と言い、子供が「分かります」といえば「じゃあどういう意味か言ってみろ」と言われました。それからきちんと理解するまでじっくり説明をしていただきました。分からない事はすぐに聞く・・・。こんな当たり前の事が大人になるにつれ出来なくなっていく。知ったふりをする。ここで自己反省。その後、子供たちはMy箸作り。大人は木でコースターを作りました。子供たちは初めてカンナで木を削る体験をしました。自分の箸をヤスリで整え電気のコテで名前を焼印。そしてミツロウを塗って出来上がり。その仕上がりに大満足でした。素敵な経験がたくさんできました。昼食も子供たちの為にご準備いただきました。ランチboxの蓋には「寺子屋きのねっこのみなさん、木風心風堂にようこそ!」の文字とイラスト。最高のおもてなし。細やかな気遣い、心配りに感動しました。

いよいよ14日。明治神宮へ。今回明治神宮での奉唱参拝の企画・段取りをして下さった「温故知新の会」の方々と合流。子供たちに「緊張する?」と聞くと「めちゃめちゃ緊張するよ~」と言っていましたが、さすが!本番に強く、毎日練習していたので明治神宮の多くの参拝者の中でも堂々と大きな声で「教育勅語」と「五箇条の御誓文」を奉唱できました。その後、明治会館で温故知新の会の定例会と寺子屋の塾長、久村寿美の講演会がありました。ここでは「温故知新の会」の皆さんに昼食のお弁当をご用意いただきました。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

午後からは日枝神社に移動しました。日枝神社は江戸時代に徳川幕府を護る守護神として建てられた神社で、こちらでも正式参拝させていただき、「教育勅語」と「五箇条の御誓文」を奉唱させていただきました。総代の羽田様が取り計らって下さり、神職さんに神社の中などをご案内していただきました。また、羽田様には帰りの飛行機の中で食べられるようにとサンドイッチをご用意いただきました。羽田ご夫妻をはじめ、神職さんにも細やかな気配りをいただきました。本当にありがとうございました。子供たちは厳かな雰囲気に気が引き締まり、いつも以上に大きな声でしっかりと成果を出し切りました。

この旅では、おもてなしの心、気配り、目配り、心配り、人に喜んでいただくためにどう行動すれば良いかを身をもって経験できました。今後の活動で皆さんのお役にたてるよう頑張っていこうと思います。

今回「寺子屋きのねっこの子供たちに明治神宮、日枝神社で奉唱参拝をさせてあげたい!」と思いを発信し、本当に多くの方々のご寄付で実現することができました。子供たちは勿論、保護者やスタッフも素晴らしい経験をさせていただいたことに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからも寺子屋きのねっこの子供たちの成長を見守っていただけますと幸いです。